思考ログ

考えたことを残していきます

0円食堂とかいう1円にもならない企画

鉄腕DASHの0円食堂を見るたび思う

「これだれも得しないよな」と。

 

視聴者からすれば

TOKIOが知らない相手に頭を下げ回って集めた食品のクズ(ゴミという意味ではなく)を調理するだけの企画であり、

盛り上がりにも毎度の変化にも欠ける詰まらない企画だ。

リサイクルの啓蒙といえば聞こえはいいが、実際に素人が真似しようものならそれは乞食の類でしかないだろう。

 

TOKIOからしても

乞食の真似事で集めたありあわせの食材クズで料理をして最後には自分で食べる羽目になるのだからたまったもんじゃないだろう。

 

そして訪問を受けた食品業者の方々だが、彼らに至っては私は同情すら覚える。

彼らはTOKIOがテレビを連れてやってきたとき厚意か宣伝か、

とにかく「TOKIOにうちの自慢の商品食べてもらいたい」と思うだろう。

が、無情にもTOKIOからは「商品にならないものをください」と言われるわけだ。

サービスや試食だから0円というのは通用しない。

TOKIOが求めているのは店に並べることができないクズなのだ。

これでは宣伝どころか自慢にすらならないし、

挙句「お礼」と称して平日の真っ昼間から自分のところのクズで作られた食事を食べさせられるのだ。

実際私には彼らが幸せそうは見えない。

鉄腕DASHではお世話になった方々と食事をする光景はたびたび見るが

そのなかで0円食堂は明らかに雰囲気が違うように感じる。

 

 

とにかく0円食堂は誰も得をしない、値0円の企画だと私は思う。